クラミジアの検査は痛い?検査法について詳細解説!

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「クラミジアに感染したかもしれないけど、検査は痛いのだろうか…」

このように、クラミジアの検査が痛いかどうか心配な方も多いと思います。
性病検査は注射を使って採血することが多いので、痛いのが苦手な場合は特に不安ですよね。

本記事では、クラミジアの検査は痛いのか、またどのような検査・治療が行われるのか、詳細を解説していきます。

他にもストレスが原因で性病に感染?性行為なしでもクラミジアに!?クラミジアの治療中にNG行為とは?|治療費用や放置リスクは?について気になる方はこちらの記事も合わせてご覧ください。

1、クラミジアの検査は痛いのか

「クラミジアの検査は痛いのでは?」と思われる理由は、注射による検査だと思われているためです。
クラミジアなどの性病検査では「注射をして採血する」イメージが強いですが、実際のところ、採血をするかどうかは性病の種類によって異なります。
クラミジアの検査では注射を使った採血はありません。
つまり、クラミジア検査で痛い思いをすることはないので安心してください。

では、クラミジアの検査では何を行うのか、なぜ痛くないのかについて詳細を確認していきましょう。

(1)医療機関でクラミジア検査をする場合

医療機関でクラミジア検査をする場合、下記のものを採取します。

  • 尿
  • 膣分泌物
  • うがい液

男性の場合は、尿の採取、女性の場合は膣分泌物を採取して、クラミジアの検査を行います。
また、クラミジアは喉に感染することもあるので、うがい液の採取も同時に行われることが多いです。

尿の採取は、通常の尿検査と同様に専用の容器に尿を入れる形で行われます。
このように、「痛い」と感じる検査はありません。
女性の膣分泌物の採取では、膣の中に綿棒のような細い棒を入れて採取を行いますが、こちらも特段痛みを感じることはありません。

検査結果は、簡易検査の場合だと検査を受けてから約30分ほどで確認できます(病院の混雑具合によっては、30分以上かかることもあります)。
精密検査を行った場合は、検査を受けてから2日~7日後に検査結果が判明します。
精密検査は簡易検査と比べて、擬陽性(陽性でないのに、誤って陽性反応が起こってしまうこと)がでる確率が少ないため、正確な検査結果を知りたい場合は、精密検査を受けるようにしましょう。

女性のクラミジア検査は、生理中は実施することができないので、生理が終わってから検査を受けるようにしましょう。

(2)自宅で検査キットを使用してクラミジア検査をする場合

自宅で検査キットを使用してクラミジアを検査する場合も、採取物は病院の検査と変わりません。
男性は「尿」、女性は「膣分泌液」の採取を行います。
尿採取の手順は、健康診断で提出する尿と同じように、専用のカップで採取を行った後スポイトで吸引する形です。
採取後に尿の入ったスポイトを郵送すれば提出完了です。

検査結果は、郵送してから約5日後に確認できます。Webサイト上で結果を確認できるので、結果表が家族に見られる心配もありません。

2、そもそもクラミジアは痛いのか

クラミジアに感染すると性器部分に症状が出てきます。
クラミジアの検査が痛くないということはおわかりいただけたと思いますが、そもそもクラミジア自体は痛くないのでしょうか?
症状とともに解説していきます。

(1)クラミジアの症状

クラミジアに感染すると、男性の場合は下記の症状が生じてきます。

  • 排尿痛
  • 尿道のむず痒さ
  • 透明、もしくは白色のサラサラした膿が出る
  • 精巣上体炎
  • 発熱

①排尿痛やむず痒さが生じる

まず、クラミジアの感染初期に排尿痛や尿道のむず痒さを感じます。
排尿痛といっても、激痛というほどの痛みではなく、軽い痛みであることが多いです。
通常の排尿では感じないような違和感も生じてきます。
尿道がむず痒くなるのは、クラミジアの特徴的な症状です。
尿道に痒みを感じたら、クラミジア感染の可能性が高いとみてよいでしょう。

②膿が出てくることもある

クラミジアの病状が進行すると、尿道から透明、もしくは白色のサラサラした濃が出てきます。
排尿時以外でも膿が出てくるので、下着に染みが付くケースが多いです。
性感染症である淋病でも膿が出てきますが、淋病の膿と比べると粘り気が少ないのが特徴です。

③不妊症の原因にもなる

クラミジアを治療せずに長期間放置していると、クラミジアの菌が精巣上体(副睾丸)まで達して、精巣上体炎を発症させます。
精巣上体炎を放置すると、精子を運ぶ精管に炎症を起こし、精管が狭くなって精子が出せなくなり不妊症の原因になりかねません。

(2)クラミジアは痛い?

クラミジアの症状は、初期のころはそこまで激しい痛みは生じません。
痒みや違和感といった症状の方が強いです。
ただ、治療せずに長期間放置していると精巣上体炎を発症して、睾丸部分の痛みが強くなります。
精巣上体炎になると睾丸が腫れあがるため、ちょっとした振動が睾丸に加わるだけでも痛みが出てきます。

つまり、長期間クラミジアを放置すると激しい痛みが生じると考えて良いでしょう。痛みを感じる前に、早期検査・早期治療を行うことが大切です。

3、検査の後は治療!クラミジアの治療は痛いのか

クラミジアと思しき症状が出たり、リスクある性行為を行った際は必ずクラミジアの検査を受けるようにしましょう。検査結果が陽性の場合は、すぐに治療を受けてください。

(1)クラミジアは自然には治らない

クラミジアは放置しても自然に治ることはありません。
ネット上で「クラミジアが自然に治った」といった情報を目にすることがありますが、これは他の病気で利用した治療薬がたまたまクラミジアにも効いただけで、自然に治った訳ではないのです。
「クラミジアは自然に治る」と誤解しないようにしてください。

(2)クラミジアの治療は痛い?

クラミジアの治療では、抗菌薬の服用を行います。
服用の期間は1日〜1週間ほどです。
その後、再検査を行って、クラミジアが完治しているか確認を行います。
クラミジアの治療では、注射や点滴を行うことはほぼないので、痛いと感じることはないといって良いでしょう。

抗菌薬の服用は、必ず医師の指示に従って行ってください。
自身の判断で服用回数を変えたり、服用を途中で止めたりすると、クラミジアの菌が抗菌薬に耐性をもってしまう可能性があります。
菌が耐性をもつと、服用する薬の種類を変えねばならず、結果的に完治まで時間がかかってしまいます。
最短でクラミジアを完治させるためにも、必ず医師の指示に従って抗菌薬を服用してください。

4、少しでも痛いと感じたらクラミジアの検査を

下半身に痛みを感じたらクラミジアに感染しているかもしれないと疑いましょう。
クラミジアで痛みを感じる場合は、精巣上体炎を発症している可能性が高いです。
治療せずに放置すると、不妊の原因になってしまいます。

また、性器や下腹部の痛みを感じる場合、クラミジア以外の性病に感染していることも十分に考えられます。
痛みを感じるということは、何かしら性病に感染している可能性が高いので、放置せずに必ず検査を受けるようにしてください。

まとめ

クラミジアの検査は、尿や膣分泌物の採取になるため、痛いと感じることはありません。
注射が苦手という方でも安心して検査を受けられます。
クラミジアに感染して初期の頃は痛みを感じることは少ないですが、病状が悪化すると精巣上体炎を発症して交換部分に激しい痛みを感じてきます。
精巣上体炎を放置すると不妊症の原因になりかねないので、すぐに治療を受けないといけません。

また、クラミジアの治療では抗菌薬の服用を行うため、注射や点滴が行われることはほとんどないので治療でも痛みを感じることはありません。

もしなんらかの症状で下半身が痛いと感じたら、クラミジアにかかわらず病状がかなり進行している可能性があります。
症状を放置せずに、必ず検査・治療を受けるようにしてください。

他にも性病の検査費用は?安く手軽な検査方法や治療法について気になる方はこちらの記事も合わせてご覧く

記事監修

坂東 重浩ばんどうクリニック堀切菖蒲園駅前 院長
東京慈恵会医科大学での泌尿器科診療をはじめ、内科や、腹腔鏡手術や内視鏡手術などの先端医療、皮膚科専門医の指導を受け皮膚科疾患診療にも従事。

〈資格〉日本泌尿器科学会 専門医・指導医/日本がん治療認定医/日本性感染症学会 認定医/日本医師会認定 産業医/泌尿器腹腔鏡技術認定医/難病指定医/緩和ケア研修終了/ 〈所属学会〉日本泌尿器科学会/日本内科学会/日本皮膚科学会/日本透析医学会/日本性感染症学会/日本泌尿器内視鏡学会/

http://bando-clinic.com/

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